米商品先物取引委員会(CFTC)が17日に発表した414日終了週のIMM通貨先物の非商業(投機)部門の円先物のポジションは、ネットで前週比10534枚減の83208枚の売り越しとなった。ショートは前週比20枚増の185322枚とほぼ変わらずだったが、ロングが前週比1万0554枚増の102114枚と拡大した。ロングは7週ぶりの拡大。一方、レバレッジド・ファンドはネットで前週比3335枚増の54445枚の売り越しとなった。2週連続の売り越し増。売り越しは40週連続。

414日終了週のドル円は159円を挟んでもみあいの展開。米国とイランが再協議するとの観測から有事のドル買いが一服する一方、原油価格の下落で日銀の4月利上げ観測が後退。介入警戒感もくすぶり、膠着感の強い動きとなりました。

投機筋の円売り越しポジションは縮小。ロングの拡大が主因で、ショートはほぼ変わらずでした。ショートは18.5万枚と、24年の日本当局による為替介入(71112日)後の22.3万枚に匹敵する高い水準のままです。過去の介入時の反応をみると、円買い・ドル売り介入の効果は円ロングの増加よりも円ショートの減少に強く表れるため、引き続きポジション巻き戻し誘発による円高効果が期待できる状況です。ただ、有事のドル買いの一服で、ドル円の上値も重くなってきており、介入の必要性は低下したかもしれません。
CFTC260417
CFTC注意書き
CFTC260417-2
20日朝に日本株と円債の先物動向と、週の見通しを加えてUPDATEします。